はいはいが遅かった。だから歩くのも遅かった。この子は歩けるようになるんだろうか?赤ちゃんが歩くのは、ものすごいドラマだという話。

はいはいが遅いと歩くのも遅い?赤ちゃんが歩く時期はいつ?
うちの子、本当に歩けるようになるのか、心配だった・・・

先日、スマホの画像整理をしていたら、子どもがはいはいしているときの動画が出て来て、見入ってしまいました。

「うちの子、はいはい遅かったし、本当に歩かなかったなあ・・・」

うちの子がはいはいをしたのは1歳ころ。
そして歩き始めたのは、1歳半を過ぎてから。

かんなりのんびり屋さんでした。
(陣痛促進剤を使っての出産だったから、生まれつきのんびりな性格なのかもしれません?)

 

懐かしく感じると同時に、当時は周りから「まだはいはい?歩かないの?」と言われるのが、とにかく嫌で仕方ないのと、「身体どこか悪い?シャフリングベビー?」と育児書を読み漁り、早く歩いて欲しいのに必死だったことを思い出しました。

 

そんなうちの子、以下にある、厚生労働省の調査をことごとく無視する、マイペースな成長ぶりを披露してくれました。

 

赤ちゃんがハイハイする時期、つかまり立ちする時期、それぞれ成長過程の目安

 

厚生労働省が発表している、「乳幼児身体発育調査」による「一般調査による乳幼児の運動機能通過率」を見てみると以下の様になっています。

(%)

年月齢 首のすわり ねがえり ひとりすわり はいはい つかまり立ち ひとり歩き
2月-3月未満 11.7 1.1
3-4 63.0 14.4
4-5 93.8 52.7 0.5 0.9
5-6 98.7 86.6 7.7 5.5 0.5
6-7 99.5 95.8 33.6 22.6 9.0
7-8 99.2 68.1 51.1 33.6
8-9 98.0 86.3 75.4 57.4 1.0
9-10 96.1 90.3 80.5 4.9
10-11 97.5 93.5 89.6 11.2
11-12 98.1 95.8 91.6 35.8
1年0-1月未満 99.6 96.9 97.3 49.3
1-2 97.2 96.7 71.4
2-3 98.9 99.5 81.1
3-4 99.4 92.6
4-5 99.5 100.0

 

ちなみに、各運動定義は以下の通り。

・首のすわり:乳幼児を仰向けに寝かせ、両手を持って引き起こしたとき、首が遅れないでついてくる

・寝返り:左右どちらかの方向にでも仰位から腹位にかわることができる

・ひとりすわり:おおむね1分以上、支えなしで座っていられる(両手を床についていない)

・はいはい:はって移動できる

・つかまり立ち:長時間かかっても何かにつかまってひとりで立ち上がることができる

・ひとり歩き:物につかまらないで2-3歩歩くことができる

 

思い返すと、「首すわり」と「ひとりすわり」以外は上記以外の10%に該当していました。
(どんだけマイペース)

首がすわったのが3ヵ月頃。
ひとりすわりは7ヵ月頃から出来ていたものの、ねがえりは10ヵ月になる直前

ねがえりからずりばいまでものんびり。
はいはいなんて、ずりばいの延長線ですぐにできるかと思いきや、腕の力と足の力のバランスが取れずに、後ろに進んだり。
その時期、1歳2・3ヵ月頃。

そもそも前にも後ろにも進めず、その場でぐるぐる旋回しっぱなしで力尽きて、ぎゃん泣きしたり・・・

 

はいはいが出来た!と思ったら、たまにつかまり立ちはするものの、はいはいばかりする時期が3.4ヵ月続きました。
(その代わりに、はいはいのスピードは児童館の人も、そこで遭うママたちにも、
「こんなにはいはいの早い子みたことない」と言うほど、猛烈なスピードをマスターしました・・・)

とにかく、ひとつひとつの成長が一筋縄ではいかない、うちの子でした。
(どんだけ不器用)

「赤ちゃんが歩く」と言うこと。そこに至るまでにはものすごいドラマがあります。

 

大人にとって「歩く」と言うのは、日常の何気ない動作にしか過ぎませんが、赤ちゃんにとって、「歩く」と言うことは、ものすごいドラマと感動の連続です。

上の調査報告で言うと、生後1歳あたりで半分くらいの赤ちゃんが歩けるようになり、1歳2-3か月を迎えるころに、8割以上の赤ちゃんが歩いていることになります。

・・・言い換えれば、1歳2-3か月を経て、まだ歩か(け)ない赤ちゃんはごく少数。
(すみません。そのころまだはいはいできるくらいでした。)

親に会わせると1歳過ぎたのにねえ・・・と言われたり、児童館に行けば、自分の子どもより小さい赤ちゃんが歩いていたり、ママが精神的にダメージを食らい始めるのも、この頃です・・・

 

でも、でもね。
「赤ちゃんが歩く」と言う状態に至るまでに、上の表にもあるように、

・首すわり⇒ねがえり⇒ひとりすわり⇒ずりばい⇒はいはい(たかばい)⇒つかまり立ち⇒ひとり歩き

と順序をたどることがほとんどです。
(もちろん個人差があるので、一概には言えません)

そしてそれまでの赤ちゃんの成長過程を見てきたママなら、今までに赤ちゃんがどれだけ、どんなふうに成長してきたのか。

ママにしかわからないことがありますよね。

赤ちゃんの成長には個人差があり、その過程は本当にいろいろです。

 

「首のすわり」の時期はいつでしたか?

▶生後4-5ヵ月未満の乳児の90%以上が可能

⇒首が座る、首の筋肉をコントロールする神経が順調に発達してきた証拠。

 

「寝返り」はいつからできるようになりましたか?

▶生後ヵ6-7ヵ月未満の乳児の90%以上が可能

⇒寝返りも寝返りかえりもできる、腹筋や背筋、腰の運動機能が順調に発達している証拠。

うちの子がねがえりをしたのは、10ヵ月ころ。
・・・ねがえりせずに、ひとりすわりをしてしまったので、半ばあきらめていました。

でも、ある日何の前兆もなく、
ごろごろ一人で転がっていたら、コロン・・・と。

子どもの成長って、一日一日激しく変わるものだと実感しました。

 

「ひとりすわり」、赤ちゃんのお座りはいつからでしたか?

▶生後9-10か月未満の乳児の90%以上が可能

赤ちゃんがお座りできる、背骨を支える筋肉と脳の神経の発達によって、
ついに縦に身体を起こしていられる状態までに成長します。

すわれるようになると、視線が高くなる分、そして両手が自由に使えるようになる分、興味の範囲も広くなります。

そしてすわれるようになると、

✔ 慎重な赤ちゃんなのか

✔ 好奇心旺盛な赤ちゃんなのか

大きく2種類の赤ちゃんに分かれて来ると思います。

ここまでの成長段階について、医学書等では、「個人差はあるけれども、一般的なスピードで成長を遂げる」とされています。
けれども、注目すべきはここから。

つまり、はいはい⇒つかまり立ち⇒ひとり歩き、と言うのは、それ以前に比べて一層個人の成長に差がみられるようになると言われています。

はいはいをせずに、つかまり立ちをして歩くようになる子もいれば、
うちの子のように、はいはいばかりで、つかまり立ちをあまりせずに、ひとり歩きをしてしまう子もいます。

なぜなら、そこには身体的理由もさることながら、精神的理由(成長)も加味されるようになるから。
そのときに、上の2つのタイプの赤ちゃん、身長な赤ちゃんなのか、好奇心旺盛な赤ちゃんなのか、によって、成長段階に差が出てくるようになるかもしれません。

実際、上記調査でも、ひとりすわり以降、はいはい、つかまり立ち、ひとり歩き、と言う項目においては、該当時期が幅広くなっています。

 

赤ちゃんがハイハイするのはいつ?具体的な時期は?
はいはいが遅くても大丈夫?

 

▶生後9-10か月未満の乳児の90%以上が可能
⇒全身の筋肉が発達。
腕、背中、腰、足の筋肉がどんどん強化されている証拠。

「はいはいの時期が遅くて心配」この気持ちはよくわかります。

うちの子はとにかく不器用だったせいか、前に進めなくて、なかなかはいはいになりませんでした。

そんなわたしがやったことは、

✔ 赤ちゃんが縦横無尽に動けるスペースを作る
✔ もうちょっとで手が届きそうな所にお気に入りのおもちゃを持っていく

これで、なんとか前に進ませようとはいはいの練習をしました。

・・・慎重で不器用なうちの子は、それでも中々思うように前に進めませんでしたが、
ようやくお尻が上がって「はいはいらしいスタイル」になってからは、
それまでの練習が効いたのか、猛烈なスピードではいはいするようになりました。

 

「つかまり立ち」は、赤ちゃんが歩く前兆。

▶生後11か月-12カ月未満の乳児の90%以上が可能

⇒頭が重い分、足の裏が狭く、体重を乗せてバランスをとることが難しい時期。
つかまり立ちでバランスが取れるようになると、伝い歩きを始めるが、
片足ずつ重心を移さないといけないので、中々一歩が踏み出せず慎重になってしまう。

赤ちゃんの性格によって、一歩が出るか出ないか。
この違いは、大人が思っているよりも、とても大きな違いです。

好奇心旺盛な赤ちゃんなら、「なになに?!」と進んでいくでしょうし、
慎重な赤ちゃんなら「・・・大丈夫?」と躊躇しがちになります。

大人で言うと、竹馬に乗って移動するような、不安定な感覚ですね。

 

「ひとり歩き」する時期は、脱赤ちゃんの時期。

▶生後1年3-4ヵ月未満の乳児の90%以上が可能

「一人で行動しても大丈夫」
自分の身体に対する自信、自分の気持ちに対する自信、
この2つがそろって初めてひとり歩きが出来るようになると思います。

うちの子は、はいはいのスピードが速かったので、「立って歩く」と言う移動手段よりも、「はいはい」の方が良かったのか、「移動するのに立って歩くより、はいはいの方が早いからこっちで良いや!」
と言う、半ばズボラな傾向だったような気がします。
(母親似)

つまり、身体に対する自信はあったのでしょうが、気持ちに対する自信がなかったんでしょうね。

 

赤ちゃんの歩く時期が遅い。
赤ちゃんの歩くのが人一倍遅かった子は、親孝行な子どもだと思います。

 

赤ちゃんが自分の足で歩くのって、本当に奇跡なんですよ。
ドラマなんです。
だって、生まれて何もできなかった小さな子が、自分の足で歩くようになるんです。

自分で動くことが出来なかった小さな体で、
体中の筋肉を使い、脳を使い、自らの好奇心を持って歩き始めるんです。
その期間、わずか1年足らず。

だから、赤ちゃんが自ら歩き出すその時期をゆっくりと見届けてあげてください。

ねがえりも遅い。
ずりばいも遅い。
はいはいも遅い。
ひとり立ちも遅い。
歩くのも遅い。

なにをするにものんびりなうちの子ですが、良くも悪くも、
「いやもうこの姿見飽きた」と思えるほうが多く、
次のステップに進むまでに、物理面(部屋の片づけ)でも、精神面(「もっとゆっくり成長して!」と言う後悔)でも、
準備する時間がたっぷり取れたので、ある意味親孝行な子どもなのかもしれません。

一度つかまり立ちをはじめたら、はいはいはしなくなります。
一度歩き始めたら、その場にじっとしていることはなくなります。

その姿、時期は二度と戻ってきません。

きっと、あなたの赤ちゃんも、
・身体的準備
・精神的準備
が整えば、必ず歩き始めます。

その時が来るまで、縦横無尽に歩き回られても後悔しないように、万全の準備をしてどーんと構えていましょう。







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