50歳代で住宅ローンを組んでから生まれる悲劇と喜劇。50歳代で住宅ローンを組むのは無謀?

50歳を過ぎて住宅ローンを組むのは、無謀か賢明か。

 

こんにちは!LEIです。

 

お盆が空けて、朝晩が段々と涼しくなって過ごしやすくなってきましたね。
暑いのが苦手なので、暑さが和らいでくれることに何とも言えない、自然のありがたみを嚙み締めます。

と同時に、9月に入ると来年3月に向けて住宅ローンの相談と申込がものすごく増えていきます。

 

3月と言うのは、4月に向けて子どもの入学・入園、移動・転勤などがある「一つの節目」、また逆に、転勤・移動はもうなくなり、やっと生活が落ち着くと言う人が増えることも。

 

実はこの時期、50歳以上の方の住宅ローンの相談も増えて来るんです。

そこで今回は、50歳以上の人が住宅ローンを組む時に気を付けておきたいことについて説明します。

 

 

50歳を過ぎても住宅ローンを組むことは可能。
50歳代でマイホームを購入する際、考えておきたい3つのこと。

その住宅ローン本当に組む必要がありますか?

 

去年「50歳過ぎても住宅ローンは組めますか?」と相談に来てくれたAさん。

 

【Aさんのプロフィール】

年齢 48歳(男性)
職業 会社員(大阪本社の企業にお勤め。勤続約25年。)
年収 約700万円
家族構成 ご本人、妻(専業主婦)、子ども2人(中学生と小学生)
現在の住居 賃貸マンション(家賃約6万円・・・会社から半分の補助あり)
購入物件 大阪市内にある最寄り駅から徒歩3分の新築マンション(3LDK)
申込内容 借入金額3,000万円(購入物件3,500万円)ボーナス払いなし、25年返済の予定
相談内容 2年後に本社勤務が内定。50歳を超えているけれど、マイホーム(マンション)購入と検討。
50歳を過ぎて住宅ローンを組めるか。

 

Aさんは、大阪市内に本社がある会社に勤務されています。勤続25年。

購入物件は、大阪市内にできる、駅徒歩3分の新築マンションで、物件価格が3,500万円。

諸費用と物件価格の500万円分は自己資金を充当され、残り3,000万円の借入を希望。

 

これまで5,6年期間で転勤を経験されていましたが、2年後には大阪の本社勤務が決定。

2人のお子さんも上の子が高校受験を控える年齢、下の子も中学生になるので、落ち着いてマイホームを購入したいとのこと。

転勤族でマイホームを購入されない方、結構いらっしゃいますもんね・・・

 

 

さて、冒頭の質問。

「50代でマイホーム購入計画を立てているんですが、50歳を超えても住宅ローンを組むことはできるんでしょうか」

 

答えは50歳を過ぎても住宅ローンを組むことは十分可能です。

Aさんは希望通りの3,000万円で25年の借入の審査を通過されました。

 

 

 

余談ですが、わたしが今までに住宅ローンの相談を受け、審査した方の最高年齢は69歳でした(!)

 

退職した会社の嘱託社員として勤務されていたこと、退職金の半分を頭金として充当されること(借入金額が数百万円と少額で返済期間も8年と結構ギリギリ・・・)、年金生活も視野に入れ、終の棲家としての駅近マンション約60㎡の1LDK。

少し「うーん」と思いましたが、上司と相談。

申し込む際に面談させていただき、月収を確認する書類(雇用契約書など)と、団体信用生命保険の加入を必須条件に審査はOKとなりました。

 

 

ただ、50歳以上の方が住宅ローンを組むのは、やはり30歳代や40歳代の方に比べて審査が厳しくなるのは事実です。

 

でも、だからと言って「絶対に組めないことはない」ので、諦める必要もありません。

 

 

年齢で言うなら、住宅ローンの借入時の年齢が70歳まで、もしくは住宅ローンの完済年齢が80歳までなら、金融機関は貸し出し可能と判断してくれるところが多いと思います。

ただし、多くの金融機関で以下のような条件が求められる可能性も・・・

 

・団体信用生命保険(あるいはそれに付随する保険)に加入出来る事

・退職後の資金計画がしっかりしているか(きちんと返済し続けることが可能か)

・借入金額が妥当か(年齢と借入金額の妥当性)

・他に借入がないか(オートローンや子どもの教育ローンなど)

 

 

50歳を過ぎて住宅ローンを組む場合、やはり30代、40代で住宅ローンを組むのとはすこしハードルが上がってきますし、退職後のことも視野にいれておくべきです。

 

そのため「上手く住宅ローンを組む方法」をしっかりと考えないといけません。

 

 

 

実際に50歳代で住宅ローンを組んでいる人はどれくらいいるの?
50歳代で住宅ローンを組んだ人の事例。

「50歳代で住宅ローンを組む」とき、多くの人は年齢的な事を含め、以下のようなことを気にする傾向にあります。

 

1.50歳代で住宅ローンを組む人はどれくらいいるのか

2.借入金額はどれくらいか

3.返済期間はどうするのか

 

実際のアンケートや統計をもとにこの3つの平均的な事象について説明しましょう。

 

1. 何歳で住宅ローンを組んだのか

50歳で初めて住宅ローンを組んだ人の数を見てみましょう。

金融広報中央委員会が発表した、「家計の金融公道に関する世論調査(H28年)」とみてみると、非持家世帯の50歳代で「自家を取得する予定の人」は、以下の通りとなっています。

何年以内に持ち家を取得する予定ですか 割合(単位%)
3年以内 5.9
5年以内 4.1
10年以内 4.7
20年以内 0
20年より先 0
親からの相続等によるので、いつになるかわからない 31.4
マイホームの取得については目下のところ閑雅ていない 24.3
将来にわたりマイホームを取得する考えはない 23.1
無回答 6.5

50歳代になってから、初めて住宅を購入し、住宅ローンを組む人の割合は、約1割程度。

 

ある程度の世代なら、ほどほどの年金額が受け取れることもあり、「一生賃貸の方が、維持費なども掛からなくて良い」と割り切っている人も居るかも知れませんね。

 

 

2. 借入金額はいくらか

50歳の平均年収を元に、統計での借入金額を参照してみます。

国税庁「民間給与実際統計調査」(H27年度)によると、50歳前半(50歳から54歳)の平均年収は、509万円(男性:670万円、女性:296万円)。

かたや、50歳後半(55歳から59歳)の平均年収は、491万円(男性:652万円、女性278万円)となっていることから、
(50歳代の年代で)世帯年収500万円くらいの人が、どれくらい(金額)の住宅ローンを組んでいるかをみてみます。

 

(株)アルヒマーケティングの「フラット35の利用者を分析!どのくらいの年収でどんな物件を購入した?」と言う調査では、世帯年収500万円以上600万円未満の人が購入する物件の平均価格は、3,120万円と言うデータがあります。

仮に50歳の方が、3,120万円を29年間で返済する予定(借入期限:80歳の誕生日まで)として借りることをシミュレーションしてみましょう。
※変動金利(0.6%)で計算、元利均等返済

 

毎月の返済額は、97,703円となります。

97,703円×12ヶ月÷500万円=23.5%(年間返済負担率)

 

金融機関によりけりですが、年収500万円の人であれば、返済比率(年収に対する、年間返済額)が30%ほどで計算されます。

「(住宅ローン年間返済額+他借入の年間返済額)÷年収×100=返済負担率」

 

 

 

年収500万円代、50歳の人が3,120万円を30年間で借り入れする。

返済負担率約23.5%。

こう考えると、出来ないことは、なさそうに感じられますね。

 

 

3.返済期間はどれくらいか

多くの金融機関が、「借入時の年齢70歳まで」そして「完済年齢80歳の誕生日の前日まで」と謳っています。

つまり50歳で住宅ローンを借入した際、80歳の誕生日を迎えるまでなら借入期間として審査することが可能です。

 

住宅ローンを申し込む際、返済比率の計算も考慮し、多くの人が「79歳」を上限に借入期としています。

 

「79歳-借入時の年齢(融資を受けるときの年齢)=借入期間」として計算してみましょう。

 

 

 

組んでから後悔しない!ベストな住宅ローンを組むためのアドバイス

ただし、50歳から今後30年間ずっと年収が500万円である確証はありません。

銀行が住宅ローンの審査を通したくない人と言うのは、「返済が滞る可能性が高い人」。

なので、「~だから返済に困ることはないんです!」と言うことを、書面でもって証明出来れば良いんです。

 

例えば、「50歳の今は、年収500万円です。定年は65歳なので、それまでの15年は年収500万円。定年時に退職金が500万円出るので、その半分を内入れします。定年後10年は嘱託社員として働きます。年収は8割程度になりますが、65歳から年金が〇万円出るので、返済に懸念はありません」と・・・

 

 

けれどもここで注意したいことが1つ。
住宅ローンの返済額を試算するときは、ほとんどが変動金利のみでの試算になります。

住宅ローンを借入している何十年と言う間、金利が上昇する可能性は否めません。

 

住宅ローンの審査に通り、マイホームを購入したとしても、その後、完済まで返済できるかが大事になります。

 

そして金融機関によって金利や住宅ローンに付保できるオプション等、条件が異なり、それは月々の返済金額にも影響が出てきます(金利が0.1%異なるだけでも、総返済額でみた場合数万円~数十万円の違いになることも)

・・・でも、「住宅ローンを組む」なんて人生でそう何度もあるもんじゃないですし、不動産屋さんが提携している金融機関によっては特待が受けられたりすることもあるので、「自分にとってベスト」な金融機関を選択するのは至難の業。

 

とは言え、住宅ローンを組む際の金融機関を比較してみる・・・って言うのも、手間暇がかかるし、そもそもやり方もよくわからない。

そんなあなたに代わって、ベストな住宅ローンを選択してくれるのが、モゲチェック・プラザの住宅ローンアドバイザーたち

「モゲチェック・プラザ」は、三菱東京UFJ銀行をはじめとする都市銀行から、低い貸出金利に定評のあるSBIネット銀行等のネット銀行、あなたの住んでいる地方も該当するかもしれない、地方銀行まで、全国120の銀行から、住宅ローンのプロである住宅ローンアドバイザーがあなたにベストな金融機関を選択してくれます。

50歳を過ぎて住宅ローンを組むことを躊躇しているなら、是非一度相談してみることをおすすめします。

 

 

 
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